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【コンサートチケット学生】11月18日金澤攝演奏活動50周年記念リサイタル

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アーツカウンシル金沢
演奏活動50周年記念
金澤 攝 ピアノリサイタル2025一モーリッツモシュコフスキ没後100年一
2025.11.18. (火)
開場 18:30 / 開演 19:00 金沢市アートホール
金沢駅兼六園ロポルテ金沢6F
入場料 3,000円 学生2,000円
主催 近代音楽史研究所
後援 全日本ピアノ指導者協会 (PTNA)

<プログラム>
組曲 Op. 50
CRFI
4つの小品 Op.68
ビゼーの「カルメン」よりジプシーの歌
2つの小品 Op.80
3つの小品 Op.87
ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」より
イゾルデの死
金澤 攝 作品
雨の降る日に (1989) 改訂初演
ベルスーズへ長調 (1994) 初演
モシュコフスキ風即興曲 (1996)

<解説>
1975年、16歳だった私が初のリサイタルとレコーディングを行なってから 半世紀が経った。 この間、 私は19世紀及び20世紀の音楽史の実態を解明 すべく、延べ1000人を越える作曲家の楽譜に接し、 恐らく数千曲にのぼる 作品を演奏し、その傍ら自らの作品を書き続けてきたのだった。
今もなお未知の作品との出会いは続き、日々新たな音楽の地平が開かれていく。これだけの作曲家、 これ程の作品を知らないでいたのか、という感嘆や 喜びは尽きることがない。 音楽家として、これはとても幸せなことである。
こうした体験を重ねて見えてきたのは、優れた音楽作品には作曲者個人の 才能によるのみならず、 時代と風土の交点がもたらす力が作曲家を通じて溢れ出たものだということである。膨大な作品を弾きつつ、同時に自身の作品を書いていると、 自作と他作の境界線 が薄れ、他作が自作に見えてくる。そこには言語や情報を介さない本能的な了解 ・ 一体感が生じるのである。
今回テーマとしたモーリッツモシュコフスキ (1854-1925) は、 私が早くからその価値に注目して取り上げてきた 作曲家で、かつて1993年から'94年にかけて読売会館と文教会館において5回の連続コンサートを行なった 経緯がある。 そこでは、 OP.2から Op.60までの秀作を通演したが、以来31年振りとなる今回のプログラムは、 円熟の中期から2作の再演 (OP.50、 ジプシーの歌)と新たな後期の名作を4点、 さらに私自身の作品3点披露する内容である。
「モシュコフスキ風即興曲」 (1996) は、 後期のモシュコフスキの書法を踏襲、 如何に作曲家自身に迫れるかを追求したもの。 また 「ベルスーズへ長調」 (1994) は一切人に聴かせることのなかった秘曲である。
モシュコフスキはエチュードとアンコールピースの作曲家とされ、 芸術的には二流であるかのように思われてきたふしがある。 これは複雑かつ高度なピアニズムを克服した上で、 品位と表現力をもってその価値を示せた 名演が極端に少なかったことに起因している。 ピアノならではの独自の領域を開拓した点でモシュコフスキは ショパンやドビュッシーに並ぶ存在であり、両名を繋ぐ重要な中継者と見ることができる。
金沢では9年振りとなる私の記念リサイタルは、モシュコフスキを介して、これまでの演奏と作曲を総括する 一つの節目と位置付けている。
2025.9.10. 金澤攝

金澤 (中村) 攝 かなざわ(なかむら)をさむ
1959年金沢市生れ、 3歳から作曲とピアノを始める。 15歳から パリ留学を機に多くの知られざる名曲の発見に感銘を受ける。 16歳で自作曲を含む初リサイタル及びレコーディング。 19歳で ヒンデミットピアノ曲全集録音。 20歳でフランスのラ・ロシェル (メシアン) コンクール2位(1位なし)。 1989-92年エピックソニー からE.シラス、C. キュイ等、 世界初録音のCD 多数。 1991年 村松賞大賞、 金沢市文化活動賞。 これまでに発掘した作曲家は数百名にのぼり、本邦初演の演奏曲は1,000曲を超えると見られる。 著書に『表紙の音楽史 近代フランス篇」 (2015年亀鳴屋)。

問い合わせ先
高橋麻帆書店 [email protected] / 080-9781-7220

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