2021/07/26 13:13

週末は墓参りで京都の山奥の実家にいました。


金曜は、祇園祭の大船鉾のお囃子だけでも少し聞きたいと、街なかに行きましたが、
幼なじみと粽&お菓子交換だけして、
大切な方のところにご挨拶にうかがい、
あまりの暑さに、これ以上はやめた方がいいかと、高山寺まで逃げました。
なんとかそこまで、年老いた両親に迎えにきてもらい、
田舎の空気を吸いまして生き返りました。

ところで、高山寺は有名ですが、私にとっては幼い頃から通り過ぎるだけのところで、
入ったことがありません。
今年こそは入りたいものだと思いました。

土曜日は、お墓の禅寺の風を長い間浴びてましたら、
奥様が素敵な団扇をくださって、感激でした。
団扇はやっぱり竹がいいです。

日曜は帰りがてら、京都国立近代美術館の「モダンクラフトクロニクル展」をお訪ねしました。
幼い頃から存じ上げているような方々が並んでおられて、
混乱したり感動したり、なんとも言えない気持ちでした。

若い頃の、思い出のお茶会に着た苺の着物の作家さんの作品もありました。
その時居合わせた方々が今どこにいらっしゃるのか、もう何年もお会いしていません。
亭主だった方はとても遠くにいらっしゃいますし、もうお目にかかれないのかもと思ったりします。

一期一会の意味がますます深く感じられる今日この頃です。