2023/02/11 06:30

先の投稿に書いたエッダ・モーザーですが、

彼女の出演作で私にとって最も思い入れ深いのは、「ドン・ジョヴァンニ」(1979年)の映画です。
監督はジョセフ・ロージー(1960年代好きには嬉しい名前かと..)。
幼い頃この映画を見たのですが、とにかくそこにあるのは生々しい欧州文化そのものといいますか、
子どもにはびっくりさせられるものでした、
心安らいだのは、ドンナ・アンナを演じたエッダ・モーザーの存在だけだったと言っても過言ではありません。
(彼女だけ、どぎつさがなくあっさりした感じでした。)

そんなロージー映画で、ドン・ジョヴァンニを演じているのは、ルッジェーロ・ライモンディ。
幼い頃体験してしまったせいで、私の中では、ドン・ジョヴァンニといえばライモンディが浮かぶようになってしまいました。

以下の映像は、キリ・テ・カナワ(ドンナ・エルヴィラ)のシーンですが、見つけましたので貼り付けます。


また特筆すべきは、この映画の撮影場所がパッラーディオ建築であることです。
実に素晴らしい映画でありオペラ演出であると思います。
最近DVDを買って見直しまして、改めて感動しました。


〜〜〜
ところで、ライモンディが闘牛士さんを演じたカルメンの映画も見たくなって、
DVDを探しましたがVHSしかない模様です...残念...

と思ったらありました!
監督はフランチェスコ・ロージ、1983年の映画で、
プラシド・ドミンゴも出ています。


☆ジョセフ・ロージーに敬意を表して以下の本をおすすめいたします☆