2025/02/09 17:47
もう20年ほども前、京都工芸繊維大学美術工芸資料館に研究生として在籍しました。学校が設立された戦前からの数々の貴重な資料が所蔵されている夢のような場所でした。通わせていただいたことは大変な勉強になりました。
そこで当時話題にされていたことが、「ウィーンのバックハウゼン社のテキスタイルがアーカイブから見つかった!!!」ということでした。
(あくまで私の記憶です...リバティではなかったと思います、どちらも所蔵されていると思いますが...)
地道なアーカイブ作業の現場の喜びが伝わってきてわくわくしました。

バックハウゼン社は、オーストリア・ウィーンで1849年に創業されました。19世紀末には王宮(Michaelertrakt)、ブルク劇場などウィーン市街の重要な建築物の内装にかかわりました。とりわけ、ウィーン分離派やウィーン工房とのコラボレーションも今日愛され復刻されたりしています。
2025年1月現在、バックハウゼン社のアーカイブを紹介する展覧会が、ウィーンのレオポルト美術館で開催されています。

図録を取り寄せました。
新本です。

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