2025/10/23 23:35

写真は、アメデ・ヴァランなる作者の『蝶々』という本です。
古書の世界では有名な挿絵本です。
日本の古本屋に掲載しました。


数日前の出張中の散歩写真。
上野の国際こども図書館の近く。


実は、ウィーン国立歌劇場の「フィガロの結婚」を観劇することがかないました。
ひょんなことからご縁をいただいたSさんに感謝します...
日本でオペラを見たのは初めてでした。本場よりすごい公演であるとも言えるらしいです。
これまで渡欧すると各都市必ずオペラ座の前を通るたびに公演をチェックし、当日券などを求めたものですが、
たしかに、すごかったです。演出も、書物の挿絵的な感じがあり、とても刺激的でした。
ハンナ=エリザベット・ミュラーさん(伯爵夫人)、カタリナ・コンラディさん(スザンナ)、そしてパトリツィア・ノルツさん(ケルビーノ)のファンになりました。
存命の方のファンになれるのはなんて幸せなことでしょうか。
と書きつつ、
大好きな「もう飛ぶまいぞこの蝶々」(ヘルマン・プライ)の動画をここに貼りつけたりして。
以前にコラムにも書きましたが、19歳だった若い私がミュンヘンのバイエルン国立歌劇場で立ち見席でフィガロを鑑賞した日は、ヘルマン・プライが亡くなった日でした。会場に撒かれた追悼チラシを大切にしすぎて無くしてしまったかもしれない...
と気にしながら、金澤攝さんの「フィガロの主題による幻想曲」(リスト作曲未完、ブゾーニ編曲)を聴いております。11月18日には金澤さんの演奏活動50周年記念リサイタル(モーリッツ・モシュコフスキ没後100年)がアートホールであります。
チケットは、石川県立音楽堂のチケット売り場でお求めになれます。
