2022/01/31 11:48

感泣亭秋報第16号

『感泣亭秋報第16号』が入荷しました。立原道造ゆかりの人々によって刊行されている同人誌です。(写真は、『四季』昭和10年4月号より)弊店の目録2号発行に協力してくださった蓜島亘さんも寄稿されています。「...

2022/01/24 14:07

至成堂書店のこと

私は元々はドイツ文学、正確にはオーストリア文学の研究者を目指していたのですが、図書館での調べ物中毒になり、ひょんなことから神保町のお店で働くことになり、すっかり本の世界にのめり込んで本屋になりまし...

2022/01/14 23:15

OMOIDE

今日は石川古書組合の初競りでした。ちょびちょび入札してみてはほとんど負けましたが、落札できたもののなかに大好きな本が。状態はひどいのですが、北原白秋の『おもひで』昭和8年増補改訂版(アルス)です。...

2022/01/10 19:13

エミーリア・ガロッティ

野村行一訳の『エミーリア・ガロッティ』を入荷しました。岩波書店から1924年に発行された本です。白い背布装に、平に貼られた薄い紺色の紙の色味が美しく、また函の平と背に貼られた水色の紙の調和が素晴らしい...

2022/01/09 00:48

森林公園のピーター・パン

ドイツ語の『ピーター・パン』を入荷しました。ピーターとウェンディたちの冒険譚とは別の、『ケンジントン公園のピーター・パン』のドイツ語訳の初版本で、1911年にワイマールのキーペンハウアー出版社から刊行...

2022/01/01 18:41

あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。昨年中はひとかたならぬご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。写真は、ガイラー編コメニウス『世界図絵』(1832年)から、Kinderspiel...

2021/12/31 23:39

ゲオルゲ詩集

今年最後のお客様からのご注文は、第三書房から1957年に出版されたゲオルゲ詩集 第一巻(小城正雄訳)でした。奥付がドイツ語で組まれた洒落た装幀の本です。この奥付がゲオルゲ書体であればなお面白かったのに...

2021/12/24 23:21

クリスマスのヘンゼルとグレーテル

写真は、遠く離れた方からのいただきもののクリスマスのお菓子です。sugar plum fairy(金平糖の精の踊り)と名付けられたお茶(こちらもいただきもの)と一緒にいただいたあと、なんとなく、ヘンゼルとグレーテ...

2021/12/20 22:22

クリスマス展示を無事に終えることができました

昨日、書架の周辺でのクリスマス展示を無事に終えることができました。お越しいただいたみなさま、応援いただいたみなさま、誠にありがとうございました。たくさんの素晴らしいご縁に恵まれ幸せです。深く感謝申...

2021/12/16 18:20

いぎりす二ふつかートイフ大植物学者ガアリマシタ。

「いぎりす二ふつかートイフ大植物学者ガアリマシタ。」本のデータどりをしていて驚きました。一冊の本のあまりの状態の悪さに、ページをパラパラとめくってため息をついていましたら、上の記述に出会ったのです...

2021/12/13 18:00

クリスマス展示三週目は木曜日から

クリスマス展三週目は、今週木曜日から日曜日です。日曜が展示の最終日になります。二週目おこしいただいた方々、誠にありがとうございました。写真は会場にお持ちしているものより。フランツ・ポッチ伯爵挿絵 ...

2021/12/10 22:38

赤い実のなる柊

田舎から赤い実のなったヒイラギをたくさん送ってもらいました。展示会場にお持ちした残りは我が家のピアノの上に飾りました。私が幼い頃から実家の庭にある木です。いつの間にかとても大きくなりました。実は、...

2021/12/08 22:38

展示二週目

明日から、大手町の、清宮伸子さんの古書店&ギャラリー「書架の周辺」でのクリスマス展二週目がはじまります。どうぞよろしくお願いいたします。写真は、コメニウス『青少年のための世界図絵』1832年版(ガイラ...

2021/12/05 22:15

展示会四日目

展示会四日目でした。本日もたくさんの方にご来場いただき、感激でした。誠にありがとうございました。大好きな本が次々とお客さまのところへ。売れ残ったらオンラインショップにあげるつもりで写真を撮っていま...

2021/12/04 23:06

展示会三日目

今日は展示会三日目でした。外は風も強く夕方はみぞれが降りましたが、ご来場いただいた方々、誠にありがとうございました。キリストの生まれた馬小屋の風景を、木や粘土で作ったものをドイツではクリッペと言っ...